Star-Mo

Gadgetと世界へ

HT-03A雑感

7/10の発売日に入手してから1ヶ月ちょっと使ってみた感想(私感です)をまとめてみます。<いきなりまとめ>
日本発のAndroidをプラットフォームに採用したHT-03Aはガジェヲタな私にとって、とても楽しい端末です。間違いなく、まだまだこれからの端末であり、完成度も高くありません。人から「どう?」って聞かれたら、ハードも含めて「まだまだだから」と答えると思います。買ってそのままの状態では間違いなく糞端末です(^^; 私のようにGmailGoogleカレンダーなどGoogleのサービスをメインに使っていたとしても、すんなり同期されて使えるところ以外、メリットはないと思います。しかし、日々、新しいアプリがマーケットに登場し、また、登録されているアプリはどんどんバージョンアップされ、そのスピードの速さ・ワクワク感が私を楽しませてくれています。これは今までなかった感じと言うか、時間軸がすごく凝縮されている感じです。進化するケータイとして、今後も楽しんで使っていきたいと思います。<良いところ>

  • 手に馴染む大きさ。片手操作しやすいですし、通話するときも自然な感じです。
  • Androidの安定度。まだ、ソフト・ハードともにリセットする場面には遭遇していません。これは電話として、とても重要だと思います。また、たとえアプリが落ちたとしても、「強制終了」すれば何事もなかったように使うことができ、再度、その落ちたアプリを起動しても普通に使えます。
  • どんどん出てくるアプリ。まとめにも書きましたが、これがなければ終わっちゃうでしょうね。今後、形はどうあれ、有償アプリが日本でも買えるようになったら、さらに楽しいことになるでしょう。
  • さすがはDoCoMo。回線の質、エリアの広さは他キャリアより優れている気がします。

<普通なところ>

  • バッテリの持ち。スペアバッテリも標準で付いていますが、私の使い方だと1日は持ちますし、GPSログを取ったりするときは、eneloopを繋げています。いちいち電源落としてバッテリ入れ替えるの面倒くさいですし(^^;

<悪いところ>

  • 1に「日本語入力」、2に「日本語入力」、3、4がなくて、5に「日本語入力」です。「Wnn」は8707hで慣れてはいますが、変換精度が悪すぎます。ATOKが使えるWindowsMobile機と比較すると愕然とします。ハードが変わらないとダメなのかもしれませんが、今後に期待したいと思っていたら、OpenWnnフリック対応版がいい感じで進化しています。変換精度はWnnですから仕方ありませんが、だいぶ入力のストレスが減少しました。
  • DoCoMoのプランと料金。Bizホーダイとパケホーダイを別々にしないで、かつ、上限金額を下げてください。
  • 個人的には関係ないのですが、やはり普通に売ろうとした場合は、iモードはあきらめられるとしても、iモードメール(MMS)を使えるようにしないとダメでしょうね。機種変した→Gmailからメアド変更お知らせメールを送付→受信者はPCからのメール受信拒否しているため、メール不達(SBMはエラーも返ってこない) で、途方に暮れる人もいるんじゃないでしょうかね?

何を考えてDoCoMoが発売に踏み切ったのか?理解できませんが、発売してくれたことに感謝します。予想通り?売れていないようですが(^^;、この状態で売れてしまったら、酷評されて終わってしまうかもしれませんから、これで良いと思います。ただ、秋・冬にはキャリアが異なっても、次の端末の発売を切に望みます。たった1台の端末で判断はしてほしくはありません。今後に期待できる体力があるキャリアが存在すると良いのですが・・・